ボルタレンゲル1% 25g 10本

「ボルタレンゲル1%」は、皮膚から吸収され、患部における炎症や痛みの原因とされるプロスタグランジンという生体内の物質ができる量を減らすことにより炎症や腫れ、筋肉や関節の痛みを軽くします。
変形性関節症、肩関節周囲炎、筋肉痛、腰痛症などの鎮痛、消炎に使用されます。

この薬は店頭販売のみです。(通販はできません。)

【会員専用】

ボルタレンゲル1% 25g 10本

価格:

7,920円 (税抜 7,200円)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら


<薬効分類名>
経皮鎮痛消炎剤

<成分・含量>

1g中 ジクロフェナクナトリウム(日局) 10mg

<性状>

外観・性状
無色~微黄色の澄明なゲル状の軟膏で、特異な芳香がある。

<効能又は効果>

下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎 (テニス肘等)、筋肉痛 (筋・筋膜性腰痛症等)、外傷後の腫脹・疼痛

<用法及び用量>

症状により、適量を1日数回患部に塗擦する。 <禁忌>
(次の患者には投与しないこと)
次の患者には使用しないこと
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
アスピリン喘息 (非ステロイド性消炎鎮痛剤等により誘発される喘息発作) 又はその既往歴のある患者〔重症喘息発作を誘発するおそれがある。〕

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
次の患者には慎重に使用すること
気管支喘息のある患者〔気管支喘息患者の中にはアスピリン喘息患者も含まれており、それらの患者では重症喘息発作を誘発するおそれがある。〕

<重要な基本的注意>

1.
消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
2.
皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。
3.
慢性疾患(変形性関節症等)に対し、本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。また、患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意すること。

<相互作用>

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等 
ニューキノロン系抗菌剤
  エノキサシン等
臨床症状・措置方法
痙攣を起こすおそれがある。痙攣が発現した場合には、気道を確保し、ジアゼパムの静注等を行う。
機序・危険因子
ニューキノロン系抗菌剤が脳内の抑制性神経伝達物質であるGABAの受容体結合を濃度依存的に阻害し、ある種の非ステロイド性抗炎症剤との共存下ではその阻害作用が増強されることが動物で報告されている。

<副作用>

臨床試験の総症例1,062例中、副作用が報告されたのは41例 (3.9%) 53件で、その主な症状は、皮膚炎 (発疹、湿疹、皮疹、かぶれ) 27件 (2.5%)、そう痒感9件 (0.8%)、発赤8件 (0.8%)、皮膚のあれ4件 (0.4%)、刺激感3件 (0.3%) 等であった。 (承認時)
製造販売後調査の総症例3,157例中、副作用が報告されたのは19例 (0.60%) 20件であった。
その主な症状は、皮膚炎13件 (0.4%)、そう痒感3件 (0.1%) 等であった。 (再審査終了時)

<重大な副作用>

1. ショック、アナフィラキシー
(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー (蕁麻疹、血管浮腫、呼吸困難等) があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
2. 接触皮膚炎
(頻度不明)
本剤使用部位に発赤、紅斑、発疹、そう痒感、疼痛の皮膚症状があらわれ、腫脹、浮腫、水疱・びらん等に悪化し、さらに全身に拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。


<妊婦、産婦、授乳婦等への使用>

1.
*妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。〔妊婦に対する安全性は確立していない。〕
2.
*他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。

<小児等への使用>

小児等に対する安全性は確立していない (使用経験が少ない)。


<製造販売>  
同仁医薬化工株式会社

<販売>  
ノバルティス ファーマ株式会社