ラクツロース・シロップ60%「コーワ」は、腸内で分解され有機酸(乳酸、酢酸等)となり、腸内でのアンモニアの産生や腸管吸収を抑え、血中のアンモニア濃度を低下させます。
また有機酸は、腸管の運動をうながす作用も持ちます。
通常、高アンモニア血症に伴う神経症状や手のふるえなどの症状の治療およびガスを出すためや、便秘の治療に用いられます。
<販売名 >ラクツロース・シロップ60%「コーワ」
<有効成分 >100mL中
ラクツロース60g
[添加剤 ]カラメル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル
<性状 >黄かっ色〜かっ色の液(シロップ剤)である。味は甘い。
<禁忌>〔次の患者には投与しないこと]ガラクトース血症の患者[本剤はラクツロースのほか、ガラクトース(11%以下)及び乳糖(6%以下)を含有する。]
<効能又は効果>
高アンモニア血症に伴う下記症候の改善
精神神経障害、脳波異常、手指振戦
<用法及び用量>
通常成人1日量30〜60mLを2〜3回に分けて経口投与する。症状により適宜増減する。<br>
なお、本剤の投与により、下痢が惹起されることがあるので少量より投与を開始して漸増し、1日2〜3回の軟便がみられる量を投与する。
<副作用>
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
消化器 下痢 腹鳴、鼓腸、腹痛、食欲不振、嘔気
<高齢者への投与>
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。
<妊婦、産婦、授乳婦等への投与>
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
<製造販売元>
興和株式會社