酸化マグネシウム原末「マルイシ」 1g×30包

酸化マグネシウム原末「マルイシ」は、胃内で胃液を中和して制酸作用を示し、また、腸内で浸透圧により水分を増やし腸内容物を軟化させ、腸壁を刺激して排便を促します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸と症状の改善、便秘症の治療、尿路結石の予防に使用されます。

【お勧め】お腹が痛くなりません。便をやわらかくして出すおだやかな薬です。


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酸化マグネシウム原末「マルイシ」 1g×30包

価格:

785円 (税抜 714円)

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<効能又は効果>

〇下記疾患における制酸作用と症状の改善
 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)
〇便秘症
〇尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

<用法及び用量>

〇制酸剤として使用する場合
 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。
〇緩下剤として使用する場合
 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。
〇尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合
 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。
なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.
腎障害のある患者[高マグネシウム血症を起こすおそれがある。](「副作用 重大な副作用」の項参照)
2.
心機能障害のある患者[徐脈を起こし、症状が悪化するおそれがある。]
3.
下痢のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
4.
高マグネシウム血症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
5.
※高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

<重要な基本的注意>

※本剤の投与により、高マグネシウム血症があらわれることがある。特に、便秘症の患者では、腎機能が正常な場合や通常用量以下の投与であっても、重篤な転帰をたどる例が報告されているので、以下の点に留意すること。(「副作用 重大な副作用」の項参照)

副作用

<副作用等発現状況の概要>

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

<重大な副作用>

高マグネシウム血症(頻度不明):本剤の投与により、高マグネシウム血症があらわれ、呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。
悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウム濃度の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
[処置法は「過量投与」の項参照]

<高齢者への投与>

※高齢者では、高マグネシウム血症を起こし、重篤な転帰をたどる例が報告されているので、投与量を減量するとともに定期的に血清マグネシウム濃度を測定するなど観察を十分に行い、慎重に投与すること。

<過量投与>

徴候、症状:血清マグネシウム濃度が高値になるにつれ、深部腱反射の消失、呼吸抑制、意識障害、房室ブロックや伝導障害等の不整脈、心停止等があらわれることがある。[初期症状は「副作用 重大な副作用」の項参照]
処置:大量服用後の間もない場合には、催吐並びに胃洗浄を行う。
中毒症状があらわれた場合には、心電図並びに血清マグネシウム濃度の測定等により患者の状態を十分に観察し、症状に応じて適切な処置を行うこと(治療にはグルコン酸カルシウム静注が有効であるとの報告がある)。
なお、マグネシウムを除去するために血液透析が有効である。

<その他の注意>

長期・大量投与により胃・腸管内に結石を形成し、腸閉塞を起こしたとの報告がある。


<製造販売元>
丸石製薬株式会社