ビオチンは「ビタミンH」とも言われ、体内で代謝酵素の補酵素として代謝に関与します。
急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられます。
奈美悦子さんの掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)で有名になった「ビオチン」です。
薬局アットマークで多くのお客様から、
「医者が出している本物のビオチンを売って欲しい!」
という要望があり、販売することにしました。
ビオチン散「フソー」2,100包(1箱)は、常時在庫していないため、入荷までに少々お時間がかかります。
この薬は店頭販売のみです。(通販はできません。)
急・慢性湿疹、小児湿疹、接触性皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡
[用法、用量]
ビオチンとして通常成人1日0.5~2mg(本剤0.25~1g)を
1~3回に分割経口投与する。
[薬効、薬理]
ビオチンは主として腸内細菌によって生合成され、脂肪酸合成及びカルボキシル化反応に必須の酵素である。
また、詳細は不明であるが、間接的な生化学作用としてプリン合成、蛋白合成、糖代謝、脱アミノ酵素作用、脱水素作用等も報告されている。
ヒトにおけるビオチン欠乏は卵白の多量摂取あるいは
抗菌スペクトルの広い抗生物質、サルファ剤等の経口投与に伴う
腸内細菌叢バランスの乱れなどによって起こるといわれている。
欠乏症状として鱗屑状または斑状の皮膚炎、舌乳頭の萎縮、筋肉痛、倦怠等があらわれることが知られている。
そのほか、皮脂の変性、分泌増加、皮膚角質層の脂肪変性等が、
また、乳汁中のビオチンが欠乏すると、
乳児は湿疹に侵されやすくなることが報告されている。
<製造販売元>
扶桑薬品工業株式会社